ベトナム現地採用の日本人に求められること

ベトナム現地採用で働く日本人に求められえている役割をご存知ですか。
ベトナムで働く現地採用の日本人は、駐在員でもなくベトナム人でもなく「現地採用の日本人」というブランドで生きています。ちなみに「現地採用の日本人」の悪いイメージで、現地化している日本人を考えがちですが、ここでいう「現地採用の日本人」とは違います。(現地化している日本人でベトナム語が話せたら、まだ救いようがありますが、ベトナム語が話せない場合は救えません。)

ここでいう「現地採用の日本人」というブランドは、ベトナムの生活や文化を理解しており、日本人としての価値を発揮できる人のことを言います。

たまに日本人としての価値として勘違いをされている人もいます。例えば「日本人だから」という理由で駐在員のように上から目線でベトナム人スタッフに指示を出したり、小馬鹿にした態度をとったりと。こういう人たちは、いずれ会社から必要とされなくなるのが目に見えています。駐在員よりもベトナム人スタッフとは上手にあえなければ、その場には必要のない存在へとなってしまいます。

私がベトナムで働く前に、人材紹介会社で働く友人に言われたことがあります。駐在員が現地採用の日本人に望むことは、ベトナム人と日本人駐在員との潤滑油や橋渡しを望んでいるということでした。仕事が出来るのは当たり前で、ベトナム人スタッフと良好なコミュニケーションが出来れば、会社として業績が上がりやすくなると思います。
働いてみて、その通りだと思いました。
駐在員は3年程度の任期で帰ってしまうので、いくら引き継いだといっても人間性や関係性は引き継げませんから、その間でうまく立ち回れる「現地採用の日本人」が求められているんだと思います。

ベトナムの石油製品、2016年1月より最安値更新

政府は2017年度のインフレ曲線を押さえようとしており、石油価格の下落が年次計画の後押しとなるでしょう。

ベトナムは依然として石油の輸入に依存していますが、石油価格の下落は2017年の第一四半期の消費支出のコントロールに繋がるでしょう。
これはエコノミストが今年度の年間インフレ率が4%を超えるであろうと述べた後の事です。

ベトナムにおける石油や石油製品の小売価格は7.5%ほど下落しており、世界的な価格下落に続いて2016年1月より最安値を更新しました。

政府のデータによると、1-2月における年間インフレ率は5%以上となってます。

国内のオイル製品の2/3は輸入に頼っており、国内精錬所に限って言えば30億ドルのダン・クアット工場がありますが、フル稼働しているにも関わらず国内需要の30%ほどしか賄えていません。

国内最大の石油製品輸入・流通を担うペトロリメックス社は、火曜日昼にオクタン価92のガソリンの小売価格を切り下げ、1リットルあたり17,310ベトナムドン(0.76ドル)減、つまり7.5%減となりました。これは2016年1月に次いで最大の切り下げ幅です。

2016年1月には、ペトロリメックス社は石油価格を7.6%切り下げました。
これはベトナムの石油製品市場にも理由があるとのことです。

ハノイに拠点を構えるペトロリメックス社は、軽油や灯油における小売価格も今年二回目の切り下げを行っており、4.2~5%切り下げられました。
前回の切り下げは3月6日の事でした。

火曜日の切り下げは「世界市場の石油製品価格の下落に従ったもの」とペトロリメックス社は声明を出しました。

世界における石油価格下落は、2009年以降に最大の年間上昇率を記録してから、10%以上も下落しています。

5月渡しのブレント原油先物価格は火曜日に約1%減のバレル50.96ドルを記録しており、2016年末より10.3%も下落しています。

2016年の価格よりも高く見積もっていた政府とエコノミストは石油価格に警戒を寄せており、ベトナムの年間目標インフレ率達成は困難と考えていました。

130,500バレル/日を誇るダン・クアット精錬所の6月5日から7月23日までの定期メンテナンスによる閉鎖を前にベトナムの石油価格下落は始まりました。このメンテナンスは2011年創業以来3度目となります。

ベトナムの石油輸入価格はメンテナンスが行われる月には上昇する見込みですが、精錬所の親会社のペトロベトナムグループは2017年1月の増産を決定したばかりです。

ペトロベトナムは1月~3月の石油製品算出は169万トンと見込んでいましたが、四半期の15.5%下落により目標達成が困難となったことを、ベトナムプラスは月曜日に報じました。

ペトロベトナムは2016年より約1%上昇の680万トンの石油製品を算出するプロジェクトを立てていました。

ベトナムは、今年2月までに163万トンの石油を輸入しましたが、これは前年比で0.2%上昇であることをベトナム消費データが示しています。

ペトロリメックス社、2017年の効率化と収益強化に焦点

ハノイ―ベトナム国民石油グループ(ペトロリメックス社)は効率強化の為、国際的統合と企業マネジメント強化に乗り出すことでしょう。

ペトロリメックス社はハノイで開催された年次株式総会において、今年度末までの成長計画を発表しました。

総会では、今年度に143.21兆ベトナムドン(62.8億アメリカドル)の総売り上げをあげ、前年比16.3%増にすることを述べました。
税引き前収益は4.68兆ベトナムドン、最小配当額は12%、総投資額は前年比38%増の1.45兆ベトナムドンとなる計算です。

ホーチミン証券取引所に上場する際の政府の指導・施策に従い組織再編成に乗り出す模様です。

更にペトロリメックス社は、国外投資や政府やエージェントとの連携を通じて国外統合を図り、資本の効率化を図る計画を立てています。

石油オイル製品に対して、為替レートに則った資本効率化や石油製品の売価を高めるような資源戦略を立てています。

グループは、ペトリメックス社のブランドを会員企業や政府、更には地方都市との共同を通じて国内外に広めることで効率性をあげる見積もりです。

また、効率性をあげるためにコストカットを続けることを望み、電子請求書を活用する算段です。

コアではないビジネスにおける組織再編成は、会員企業間での国内共同によって促進されるでしょう。

株主総会では、ペトロリメックス社の昨年度の製品やビジネスの成果も報告されました。

ペトロリメックス社のブイ・ゴク・バオ会長は、今年度の第一四半期におけるグループ利益は、2016年度の第一四半期の1.3兆ベトナムドン(5,700万アメリカドル)に対して2%上昇したことを述べました。

2017年4月20日の最初の声明においては、ペトリメックス社は270万株以上を売却し、およそ4123.3ベトナムドン(2000万アメリカドル)を得ました。

1株式あたり平均15,032ベトナムドンで、これは15,000ベトナムドンではじまったものでした。
投資家によってつけられた最高値は19,600ベトナムドンでした。

ベトナムで働くには

現在、日本で就職していて、これから海外で転職をしたいと考えている人にとって参考になればと思います。

現在の職場から可能性を探す

現在、働いている職場には海外転勤のチャンスがないか確認しましょう。ベトナムに限らず海外では駐在員として赴任することの利点がかなり大きいです。
そのため、現在の職場から可能性を探すことが良いです。上司などに海外赴任の希望を申し入れたり、なんとなく海外に行きたいことを話したり、考えられることをやってみてください。
しかし現時点で、海外に事業所がなくても、業績が良い会社であれば海外進出を視野に入れていることがあります。一度、確認してみると良いです。

海外求人情報サイトで探す

ベトナムを専門とした求人情報サイトは少ないので、海外求人情報サイトからベトナムの仕事が掲載されているサイトへ登録してベトナムの求人情報を探す方法があります。しかし、自分に適した仕事をわかっていれば見つけやすいですが、簡単には適した仕事を見つけにくいので少々ハードルは高い。

人材紹介会社に登録する

ベトナムには多くの日系人材紹介会社があります。進出コンサルティングを兼ねているところや、ベトナムに特化したところなど色々なタイプの人材紹介会社があります。ベトナムの人材紹介会社でオススメなところは、キャリアリンクベトナム、ベトナムワークス、AGSなどになります。人材紹介会社への登録は2社か3社くらいにしておいた方が良いです。

ベトナム現地に行って探す

現地で仕事を探す際のツールは、フリーペーパーになると思います。しかしベトナムのフリーペーパーはタイと違って求人情報はあまり充実しておりません。企業が求人ページを作り、募集しているのは専らベトナム人向けの求人情報で、みんなの日本語学校など日本語学習機関の一部で日本人向け求人情報が掲載されているくらいです。結局、インターネットや人材紹介会社に頼ることになります。現地に行った場合の大きな利点は、通常スカイプなどで行われる面接が直接行えるので相手への心象はよくなり採用される可能性が高くなります。