ベトナム現地採用と駐在員の違いについてお話しします。
給料・待遇
現地採用と駐在員の違いで一番わかりやすいのは給料面と待遇面です。
駐在員の場合は、日本水準の給料に加えて海外赴任手当や家賃補助などがつきます。
現地採用の場合は、現地にいる日本人に水準を合わせた給料(現地スタッフの水準よりは高い)が貰えます。役職がつくか、専門的な仕事でない限り、家賃補助などの手当を受け取ることは限りなくゼロに近いです。
勤務時間・業務内容
現地採用と駐在員で勤務時間が違うということを聞いたことがありません。また業務内容もポジションが同じであれば同じです。但し、ベトナムではあまり聞きませんが、現地採用は自分のバイクで移動するが、駐在員は会社が手配したタクシーや運転手付きの車で移動するというところはあるようです。
雇用期間
駐在員の場合は、会社によって異なりますが任期が決まっています。大体3〜5年ですが、中には1年と短いところもあります。
現地採用の場合は、労働契約書の関係上1年ごとに契約更新をする場合もありますが、基本的にはクビになるまではずっと働くことが出来ます。(契約社員として雇用されていれば話は違いますが、2年目を更新すれば正社員になる)
休日の過ごし方
駐在員は、上司がゴルフをしていれば決まってゴルフということもあるようです。現地採用は、ゴルフが好きでない限り、付き合って行ってしまうときりがないため、月に1回とかにする方が賢明です。
関係性
駐在員と現地採用の関係性は役職こそあれで、現地採用が駐在員からこき使われるという話はあまり聞きません。ただゼロではありません。やはり経営者や上司の考え方によるものだと思います。