ベトナム・ハナム省-カーギル社はベトナムのハナム省で10番目となる海産物通網を開拓しました。
北部ベトナムにおけるカーギル社の海産物供給網はこれで二つ目となります。そこは月産3,000トンものキャパシティーを持ち、ティラピア(魚の一種)や現地の海産物を養殖の餌として活用します。
ティラピア あるいはテラピア(Tilapia)とは、スズキ目カワスズメ科に属す魚の一部を指すものとして確立された和名である。カワスズメの名前はスズメダイに由来する。
淡水、汽水の様々な環境に適応するが、水温が10度以下になる地域での生息は確認されていない。雑食性。貪欲で、口に入る動植物を生死問わず食べる。
(引用元:Wikipedia “ティラピア”より)
カーギル社によると、新しい海産物流通網はハナム省、ハノイ省、タイビン省、その他ベトナム北部の主要農業・漁業地区にいる顧客へのアクセスを改良するものだといいます。
この流通網によって、漁業関係者は新鮮な魚を養殖でき、漁獲量を増やし、そしてキログラムあたりのコストを抑え、環境負荷を低減できることでしょう。
「カーギル社にとってベトナムは重要な海産物市場であり、ベトナムや南アジアにおける6番目の流通網を開拓できる事に喜びを感じます」、と語るのは南アジア・カーギル・海産物部門の統括部長のチャド・ガウガーです。
「カーギル社のグローバルイノベーションやベトナムの商業展開はベトナム漁師にとって良い事です。」
ベトナムにおけるカーギル社の最初の海産物施設は、1998年にビエンホアにて発足しました。
2015年のEWOS取得によって、ベトナムにおける製造施設はカーギル社の国内ネットワークに統合されました。
これは、これまでで最新の企業拡大の知らせです。
先の4月にカーギル社は、ノーリテック社の米国メンフィス州に37エーカーの土地と、テネシー州の食品加工施設を稼働させました。
その施設は世界最大のガス発行作業を行い、キャリスタ社のフィードカインド・プロテイン(商品名)や、魚に対する飼料、ペットフード等を生産します。この拡大は2019年まで続くものと思われます。
中国では、年間132万トンの菜種油を生産する企業が発足しました。
最終製品は中国北部向けのペットフードや油として使われます。
また、企業は河北省Jihai港湾社を設立し、10万トンの輸送キャパシティーを持ちます。Jihai港湾社は新しい工場の国内・国外の輸送・保管を引き受けます。